夏休みの「こどもサマースクール」4期、終了しました。たくさんの子供さんに来ていただいた中で、お母さまたちから受けた、困ったことや質問を書いていきたいと思います。
本当に運動神経が悪いのでしょうか?
うちは、親が運動音痴だし、子供も運動神経が悪いんです・・・。そういったご相談を受けることは多いのですが、では「運動神経が悪い」とはどこを基準に、どういった状態を指すのでしょうか?
そう感じたのは、どうしてですか?と尋ねると
- 親が運動音痴なんです。
- 運動会でビリだった。
- 鉄棒が全くできない。
- 走り方がおかしいようだ。
などと・・様々な意見が出てきます。きっと集団に入った時に、他の子とくらべたり、単に親が運動音痴だからそうだ。と決めているケースもあります。(そもそもその親も運動音痴かどうかは疑問ですが)
運動神経は伸ばすものです。
サマースクールでもたくさんの子供さんを見させていただきましたが、運動神経が悪いのではなく、
まだその運動のやり方がわかからないだけ、だったりまだ成長途中の子供さんが多かったです。遊びながら修正するだけで、できないことができるようになった子供さんもいました。
- 力はついているんだけど、やり方がわからないだけ。
- イメージはできているんだけど、力がまだない。
- ほんとうはできるんだけど気持ちがついてこない
などなど、子供さんによって様々です。
遊びの中から伸ばして行こう!
おやとしては、速く走れるようになってほしい。とか鉄棒ができるようになってほしい。とか前転ができるようになってほしい。とかいう希望はありますが、子供たちにとっては、そんな技があって、それができるようになるのがすごい。と感じるのは少し大きくなってからです。
ごろごろ転がる、つかまる、走り回る、好きに踊る・・・なんでもいいんです。遊びの中でどんどん子供さんの運動神経は伸びていきます。
例:くまさん歩き
スタジオ指導でも出てきたくまさん歩き。
最近は、昔よりもはいはいをする時間が短く、歩行器などの発達もあり、早くに立ってしまう子供さんが多いです。それは良いのですが、歩けるようになってからも、低い位置での運動が重要です。
なぜかというと、走るにもジャンプするにも、鉄棒をするにも、マットをするにも、そして転倒した時に自分を守るためにも、手の力は重要だからです。これを順を追って、様々な運動につなげていきます。
「あの遊びはなんでやっているんだろう??」と思った保護者の方も、お答えしますので聞いてくださいね。
子供の運動神経を伸ばすには親の力も大事なんです。
今回たくさんの子供さんのお母さんに今、どうしてこれができないのかを、アドバイスさせていただきました。ですが指導者が教えることができるのは、だいたい週1回。お母さんといる時間が長いんです。
もしかしたら鉄棒ができる瞬間は、スクールではなく公園かもしれません。そんな時に、こうしてほしいというのも指導させていただきました。
子供の運動の将来の可能性は無限大。
プルアップの幼児のレッスンは、ダンスの技術、振り付けばかりするのではありません。それは、子供さんそのものの能力を伸ばしてほしいからです。将来他のスポーツをやるようになるかもしれない。ですから幼児レッスンは、ダンスと運動指導ができる専門スタッフが指導に当たっています。
将来どんなものにでも挑戦できる、運動能力を養うには、たくさんの経験が必要。そして集団の中でマナーも育ってほしいと思っています。
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